2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

夜汽車 Wenn ich ein Voglein war

「♪いつもいつも通る夜汽車♪」といふ歌を御存知の方は多いでせう。わたしは小学校の唱歌の授業で習ひました。「夜汽車」といふ物悲しい歌です。http://www.klassiskgitar.net/folksongs.htmlこの曲をはじめて覚えた時、知らぬ他国をごうごうと音を立てゝ進む…

赤茄子 tomate

そろそろ青黴スパゲテイの代はりが欲しくなり、トマトのスパゲテイをこしらへました。 大蒜をいためて、そのうへにトマトの缶詰とツナとコンソメをぶちまけて、まぜるだけです。そこにゆでた麺を入れます。とてもおいしいです。青黴のはうが好きですが。 ト…

モナ・リザ la Joconde

けふ、またダヴィンチのモナ・リザの特輯をテレビで放映してゐました。面白かつたのですが、此前の荒俣宏氏が出てゐるはうが、よかつたやうに思ひます。 今度のは、わーすごい、モナ・リザはもう一つあつた! わたしらの番組が見つけたんですよ!よ世界では…

たまご oeuf

オムレットがたべたいのです。夕食をたべてから六時間たちました。寝るまで間もないのですが、夕食の御飯と鳥肉少しとわづかの隠元豆と小さな馬鈴薯二つでは足りなかつたやうで、すつかりおなかがへりました。 しかし、あきらめます。歯を磨いてしまひませう…

スパゲテイ、あをかび乾酪入り Spaghetti du fromage bleu

このところ、毎日、チーズのスパゲッティをこさへてたべてゐます。 まづ、ブルーチーズを買つてきます。わたしの近所はどこに行つても294円です。三角錐の青黴つきの乾酪です。 麺をひとつかみゆでます。十一分です。塩もすこしいれます。オリヴ油をちよ…

西洋館

このやうなうちに住みたいです。いまはかういふ家があまりなく、さみしいです。とくに、しづみがちな時に。 写真の建物は化粧品屋で、もともと上野にあつたもの。いまは「江戸東京たてもの園」にあります。 「江戸東京たてもの園」http://www.tatemonoen.jp/…

聖バルテルミーの大虐殺

獨逸にはアウグスブルクといふところがあり、そこがちやうど、新教と旧教の境目になつてゐるさうです。そこから北はカトリックは殆んど無いさうです。北欧の旧教国はたしかに少なさうですし、南欧はカトリックが殆んどです。地理的な条件で何か原因があるの…

エッフェル塔 Tour Eiffel

けふは「美の巨人」といふてれび番組で、エッフェル塔の特集をしてゐました。ビル・アッケムといふ橋から見たエッフェル塔がたびたび登場し、大いに喜びました。 わたしもビル・アッケム橋からエッフェルを見たのです。ビル・アッケム橋は一階を自動車と歩行…

モアイ像

をさなき頃、悪夢を沢山見ました。 今でも沢山悪夢を見てをります。子供の頃と少し違ふのは、夢から覚めた現実も悪夢であることです。子供の頃は悪夢から覚めれば、すつかり悪夢なんか忘れてしまへたものです。 といふのは、戯談ですが、子供の頃見た悪夢で…

フラメルの晩餐

ニコラ・フラメルのことが何うにもかうにも気になるので、少し本を調べてみたら、フラメルは何と夢のなかで天使に「これをお読みなさい」と或る本を教へられたのださうです。 それを解読して、フラメルは賢者の石(Lapis philosophorum)を発見したのです。…

書痴

十二日のてれびのダヴィンチ特集のことを、また思ひ出してゐます。マグダラのマリアを祀る教会として、番組では、Saint MaximinにあるSaint Marie-madeleine、Rennes-le-chateau、Sainte Baume(洞窟にあるさうです)があがつてゐましたが、二番目のレンヌ・…

錬金術師

錬金術で賢者の石といはれるものがあります。 「ハリーポッター」が人気になつてから、さういふ変なものも だいぶん知られるやうになつたみたいですが (すこし前迄は、人前で其様な話をしたら、をかしい人と思はれたでせう)、 それは、鉱物を金にしてしま…

マドレーヌ

けふはダヴィンチにまつはるテレビ番組をみました。 黄金比といふものがあるさうで、それは1:1.168です。 この比で構成されてゐるものは、最も美しく見えるのださうです。 でも、崇高なものは何うなのかな? と思ひました。 カントは「判断力批判」で…

CREME CHANTILLY

けふはてれびじよんで、世界美術館紀行 「フランス・古城に眠る世界一美しい本・フランス・シャンティイ城」をみました。 シャンティイ城の時祷書は原語ではTres riches heures du duc de Berryといふさうで、 直訳すると「ベリー公爵のとつても高貴な時祷書…

獨逸の教会

けふは獨逸の教会の写真集を見せていただく機会がありました。 百頁も無い小さな冊子で、いろいろな教会ごとの写真集です。 全部で二十冊ばかりありました。 教会のなかには、たくさんの像があります。 hl.とついているのは、「聖」だとしりました。 獨逸…

高間筆子美術館

先日、高間筆子さんといふ人の美術館にゆきました。 筆子さんは大正十一年に二十三歳(コレハ数ヘ年ナノデ今風ニイフト二十二歳) で亡くなりました。 どうも変な死に方をなさつてゐるやうです。 新宿から京王帝都の電車に乗りまして、明大前といふ駅をおり…