ぶたまん
関西のお土産で一番いいのは、551のぶたまんだと思ひます。
なぜなら東京では気軽に買へないからです。
生の八つ橋なら、東京でも結構簡単に買ふことができますし、聖護院大根の漬物はわたしはあんまり好物ではありません。
たこやきも自分で作れます。
でも、ぶたまんはさうはゆきません。なにせコンビニエンスストアのぶたまんとはかなり味がちがひます。たべたことのない人はぜひたべてみて欲しいです。
もつとも、横浜中華街のぶたまんには551に匹敵するか、凌駕するほどのおいしいものがありますが、あちらはかなり高いです。551は一個140円です。
しかし、東京一極集中と全国の東京均一化の波はたいしたもので、関西でもコンビニエンスストアでは、ぶたまんとは言はずに、にくまん、といふのですね。にくまんといふ語は、なにか淫猥な感じのする響きで好きではないのですが・・・中国の黄色小説『肉蒲団』みたいで・・・