電網書店

Amazonで「宗教生活の原初形態〈上〉」を買はうとしたら、なんと品切れのまま。
（下）はなぜかあるのです。

最近、Amazonの内部事情を告発した本（単行本と「文芸春秋」の記事）を立ち読みしまして、げーと思ひましたが、bk1はかはいくない犬のキャラクターが気に入らないうへに、以前不愉快な思ひをしたことがあるので、使ひたくありません。

また、「本屋さん」といふネット本屋はとても使ひにくいところでした。その他のネット本屋さんはよく知らないので、いやな噂は聞いたものの、Amazonを使ひつづけることにします。Amazonがかはいくない変なキャラクターを使ひだすまでは、お世話にならうと思ひました。

本屋にゆくと、よくべこべこにへこんでゐる本がありますが、ああいふのは貧乏性のわたしとしては買ふ気になれません。古本屋なら、安いので、べこべこになつてゐても買ふのですが、三千円の定価のべこべこの本はどうしても買ふ気になれません。Amazonはさういふ本は、あまり来ないし、来たらとりかへてくれるので、それは他のネット本屋さんにはないサーヴィスなので重宝してゐます。発送されるまでは、注文取り消しも簡単なので有難いです。

わたしは変な本を頼むので、数週間以上待たされることがざらではないのですが、ネット本屋さんに頼んだ後で、明日はさういへば大都会に出るなあ、大きな本屋さんに寄ることが出来るから、あの頼んだ本あるかもしれないなあ、と思へば、ネット本屋で注文したのは取り消してしまひます。だから、取り消しができるのは有難いことです。

でも、さうやつて取り消した割合は百分の五分くらゐですから、さう迷惑でもないでせう。他のネット本屋さん、現実の本屋さんは注文すると取り消しがききません。一ヶ月待たされてゐる間に、他で見つかるかもしれません。さうなると、注文の取り消しがきかないのは困ります。

註、わたしはアマゾンのまはしものではありません。ブックカバーはもらひましたが、それ以上のものももらつてゐません。ブックカバーは文庫本サイズでしたが、出来れば四六版、菊判のカバーが欲しいです。

さういへばフランスのAmazon.frに本を頼んだのですが、なんとうつかりミスで、向かうがわたしの本の注文を取り消してしまひ、あとでお詫びが来て、もう一度注文してもらへないだらうか。５ユーロ割引するから、と言つてきました。喜んで注文しましたが、その本の到着を待つて三ヶ月が経たうとしてゐます。